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スティングレイ(エイ革)についての革情報 rebone.tokyo
スティングレイ
Stingray(商業名)一般和名:アカエイ
学名:Dasyatis bleekeri, Dasyatis brevicaudata ほか
特徴
アカエイ科(スティングレイ:刺すトゲを持ったエイの意)は、尾部の背中側に1〜数本の長いトゲをもっているところから、この様によばれています。世界の熱帯から亜熱帯の海に広く見られ、海底で砂に埋もれ隠れています。食性は貝類、エビ、カニ類です。スティングレイの中には、皮の表皮を取り除くと“石”と呼ばれるリン酸カルシウムから成る小さい粒状の楯鱗に被われている種類があり、背部の中程には、真珠様の“石”を中心にしてやや小振りのものがその周囲に楕円状に並び、ユニークな特徴を見せています。
中央部分に“スターマーク”と呼ばれる光を感知する器官を持ち、製品化の際にはシンボルマークとして使われたりします。
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日本刀の柄や鞘にも使用されている丈夫なエイ革
エイ革の表面はリン酸カルシウムからなる楯鱗(じんりん)に覆われており、このリン酸カルシウムは人間の歯と同じ成分です。
古くから日本刀の柄の部分や鞘に使用されており、鎧の装飾などの武具に使われてきました。
エイ革は今でも高級な剣道具の胴に使用されているそうです。
フランスの刀職人の名をとり別名「ガルーシャ」とも呼ばれています。
スティングレイ(エイ革)の商品一覧
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